とうがたつ

おんざろーど

2017年04月09日 03:07

今年は雪が多くなかったのに、
寒さと時々降った雪の影響で出たり蕾んだりしていた蕗の薹。

自然はちゃーんと季節を知らせてくれるもの。

ここ1週間ほどの間に一斉に芽吹いて収穫に追われる日々となりました。

春の皿には苦みを盛れという先人の知恵に則って。
2012/03/22


なんだかんだ例年より1か月くらい遅れで蕗の薹を採って、
今季初の蕗味噌を作りました。

そうこうしていたら、あっという間に蕗の薹がニョキニョキと・・・

とうがたつ(薹が立つ)とはよく言ったもので。。。
あっけなく食べごろが終わってしまいました。

とうがたつ?
意味を調べてみたら、

「薹」は大根や菜の花、ふきなどの花の茎のことを指すんだそうです。
薹が伸びると茎が伸びて固くなって食べ頃じゃなくなってしまうことから、
食用に適する時期を過ぎたことを「薹が立つ」と言うようになり、
その後、人間にも当てはめて用いられるようになったらしいです。

人間としての盛りが過ぎたとか、
結婚の適齢期が過ぎていることに使うみたいですね。。。

あんまりいい言葉じゃないじゃん!

昔の人ってどんだけ封建的だったんだろ・・・
人間の盛りとか、適齢期とか。
何歳になっても元気な人はたくさんいるし、
結婚だって、
何歳だろうが心の底から愛する人や、
人生を一緒に歩んでくれるパートナーと出会えたのなら歳なんて関係ないんじゃないかな。
とうがたつって、人に向って言うにはいまの時代にそぐわない言葉ですね。




関連記事