土曜日にふらりとご来店いただいた2人組のお兄様。
だいぶ飲んでこられたご様子。
ビールをご注文いただき一口飲むか飲まないかで
「この店。前から気になってたんだけど、
名前がいいよね〜。On the road。僕ね、浜田省吾が好きで
この名前の歌があるんだよ〜」
と。
すかさずカウンターに置いてある省吾様のツアートラック
の模型を見せて
「その通りです!!!私、ハマショーファンなんです!!!」
とにじり寄りマシタ
「いつも通るたびに気になっててね。表の小さな丸い看板。
On the roadって書いてあって。
今日は本当は終電で帰る予定だったんだけどどうしても
この店に寄りたくて駅まで行ったんだけどタクシーで帰れば
いいやって引き返して来たんだよ。
そっか〜。ハマショーファンだったんだ〜。
いや〜、引き返してよかった。ホントに、いい店だよね〜」
などなど。。。
ご夫婦で省吾さまのファンだというお兄様。
塩尻に家を建てて引っ越して来られて2年だとか。
「開店して3ヶ月半になるんですがお店やって
よかったなって今改めて思いました。
見つけてくださってありがとうございます」
と言わせて頂きました。。。
開店して3ヶ月半。
1度だけ、お店を塩尻に出したことを後悔
したことがありました。
40年間生きてきて、初めて後悔した瞬間でした。
24時間後悔してすぐに気持ちスイッチ切り替えて
立ち直りましたが、、、
これからずっとこの塩尻で「Bar On the road」と共に生きていく私。
覚悟なんて必要なし。
きっとこれからもいろんなことがあるだろうし
あって当たり前。
飲んだくれたりふざけたことを言ってばかりいる私ですが。。。
メニューを投げて「はい、失格」と言ったお兄様も。
酒の種類少ねーなー、
俺はいつも松本のバーで飲んでて
あの人もあの店も知ってて、、、
と言って注文したカクテル全てを否定した酔っ払いさんも。
よくやってるよね。いつまでもつのかな。
と言った酔っ払いさんも。
(この辺のくだりは同一人物ですが)
どっかのおばさんがBar出したって聞いたから見に来てやった
けど、Barって名乗るなよこんな店で。
と言った怖いおじ様も。
他にもイロイロ。。。
多方面からご指導、ご指導いただきましたが。
偵察だろうが何だろうがこの塩尻のBar(酒場)へ
足を運んでくださってそれでもお酒を飲んでいかれたお客様。
Barの定義は人それぞれ。。。
何はともあれ楽しくお酒が飲めればいいんじゃない?
オープンした時に一部の人にだけ見せた私の決意表明文。
BAR ON THE ROADへようこそ
本日はご来店いただきましてありがとうございます。
ただお酒を飲むことが好きというだけで、ついついBAR
をはじめてしまいました。
皆様に 気軽に、
軽く一杯飲みに・歌いに・遊びに、、、
来ていただけるお店創りをしていきたいと考えております。
至らない点も多々あるかと思いますが、
皆様に染められ、育てられ、色とりどりの日々を過ごせて
行けましたら幸いです。
今後とも、BAR ON THE ROADを宜しくお願いいたします。
2010年3月20日
初心忘るるべからず。
「この道の彼方。約束されたはずの
場所があると 信じて行きたい
もう一度 孤独に火をつけて」
と歌った省吾さまの言葉。
ON THE ROAD。。。
1986年のアルバム「ON THE RAOD」に収録されています。
15歳の時。中三の文化祭で親友達とバンドを組んで歌った曲。
路地裏の少年とON THE ROAD。
あれから25年。
私とON THE ROADはまだまだ旅の途上。
Barで私は考えます。
最近はもっぱら自称なんちゃら課職員の職務を全うしてたり
「なぞかけ」を考えてましたが。。。
100回目のブログ更新に改めて、
「このブログを見つけて読んでくださってありがとうございます」
Bar On the Road OPENしてます。。。