Barで私も考えた-Bar On the Road-

男も女も誰だって、人はみんな
自分とは違っていて当たり前。
親だって兄弟だって違うところはあるものです。

20代の頃の自分は
自分のものさしでばかり物事を測りすぎて違いを
認めることがなかなか出来ませんでした。
どうして？なぜ？同じじゃないの？
出来ること、出来ないことを噛み砕けなかったんですね。

30代はとにかく必死で生きていたので
今となっては何をしていたのか年表にすることすら
出来ないのですが、
子育てや仕事やいろんな物事に常に立ち向かっていたので
違いに気付いても見て見ぬフリをしていました。
出来なくて当たり前、出来たらラッキー。
私はそれどころじゃないのよっ！
なんて。。。
生意気でしたね。

40代になってやっと「考えること」を覚えた私。
何事も四角四面に捉えずに、
少しずつでも噛み砕いて考えられるようになってきました。
違うということに拘ることはないんだ、と。

柳に風の如く。

自分以外の誰かと、
考え方や思い方、物事の捉え方が違っても。
闇雲に其れを責めるのではなく、
「なるほど、そういう考え方もあるんだ」
「だから時々意見が食い違うんだ」
そんな風に考えて折り合いをつけられるようなら
気持ちも付き合い方も大分楽になります。

さて、どうしてそんなに「違うということ」について
考えたのか？

最近、仲良しのお友達が大好きな人と自分が
「違うということ」がわからなくて
信念を曲げてまで必死で合わせようとして疲弊して、
心まで疲れてしまっていたのを見ていたら
自分の若い頃の過ちの数々を思い出したから。。。

それでも、彼女は少しずつ気付いて成長しています。
私もまだまだ考え続けます。
頭の固い大人にならないように。