2018年、やっぱりBarで私も考える

気分的には2連休明け1月最初の営業日。
しかも火曜日。
休み明けの冷え切ったお店に入って、開店準備。
シャッターを開けたらすぐにオンザ始めのお客さまがいらしてあっけなく始まった2018年初日。
例年より静かではありましたが、平日の火曜日だと思えばいつも通り。
シャッターを降ろして、片付けを終えてからカウンターに座って、
Barで私は2日間のお休みを振り返って考えていました。

30日の営業を終えてからいつもの休前日作業をして朝5時ころ帰宅。
NHKの紅白歌合戦を見たいけど、テレビを持っていないし。
2日から仕事だから私にとっては普通の2連休。
大掃除は年末の、しかも真冬の寒いときにわざわざしなくていいし。
・・・ということで。
とりあえず、ガソリン満タンにしてお出かけ。

いつも使っているトラベルサイトで予約した海沿いのホテルに15時前に到着。
ロビーは早めにチェックインして大晦日をのんびり過ごそうとしている家族連れで大混雑。
寝不足だったのでとりあえずひと眠りしてから夕食。
19時からお食事処での夕食でしたが、
紅白歌合戦を見るために一旦お部屋に戻って。
テレビの前で正座して、深呼吸して。
まるで自分の子供が大舞台に立つかのような、
なんだかとてつもない緊張感に包まれつつ・・・
竹原ピストルさんの出番を待ちました。

いつも通りの姿でNHKホールの大きなステージに立つ竹原ピストルさん。
「これはがんばらないと」という一言から始まったギターの最初のストロークで涙腺崩壊しました。。。

初めて竹原ピストルさんがうちのお店にライブにいらしたのは2013年6月19日。
最後は2016年7月。
長野、松本、名古屋、仙台、町田、下北沢、中野、両国、土肥、静内。
うち以外のライブハウスや小さな箱でも何度も竹原ピストルさんのライブを観てきました。
きっと日本中のうちみたいな箱のマスターやママさん、
いままでライブを観たことのあるファンの方々、
共演したミュージシャンたちが、
今の竹原ピストルさんを誇りに思いつつ、ドキドキしながら見守ったことでしょう。
本当に微力ながら、私も今の竹原ピストルさんを応援しているファンの一人として、
NHKホールにお店の名前でスタンド花を贈らせていただきました。

竹原ピストルさんのBlogに書かれていた
「恩返ししたい!せねば気が済まぬ!!の心境は今もなお、なんならより一層強く、です。」
という言葉通り。
初めてお会いしたときに渡したうちのお店のステッカーを小物入れの箱に貼ってくれていることや、
最後にお会いしたときに渡した私のお守りをギターケースにつけてくれていること、
竹原ピストルさんという人は、
日本中の、竹原ピストルを一度でもその目で観たことのある人たち全てに、
恩返しをしているんだなと。
PEACE OUT竹原ピストルBlog

またいつか、うちのお店で会える日が・・・
なんて考えたこともありましたが。
今はもうそんなことはどうだっていいと思えました。
チャンピオンになって帰ってくる日まで。
彼は彼の道を、とにかくどこまでも突き進んで欲しい。
もちろん、その突き進む道の先がどこだろうと、
竹原ピストルさんはカウント10を数えずにどこまでも拳を伸ばすだろうしね。。。

そんなことをぼんやり考えつつ、寝不足だったので日付をまたぐ前に寝落ち。
早起きしてホテルの前の海岸線沿いで2018年の初日の出を見ました。

子育て繁忙期もはるか昔に終わり、
ここ数年、クリスマスだ盆暮れ正月だと家で家族で過ごすという行事に縛られることもなくなりました。
ガチガチの母親業から卒業したので、
娘たちに気を遣わせず、束縛することもせず、
各々が好きな人やその時大事にしていること、それぞれ好きなように過ごすという時代になったかなと。
18歳で子供を産んだあの時の私には、想像もつかなかった未来が今あって感慨深いものがありました。

12月あたまに地元新聞社の市民タイムスさんから、
元旦の新年号の特集「初日の出に向って一言」という取材のお申し出がありました。
フリップにその一言を書いて、フリップを持った写真を撮ってそれが掲載されるとのこと。
今までは、
夜のお仕事イコール水商売をしているというイメージもあって名前や顔が出ることに関しては
基本お断りをしてきました。
目立ったことをすると批判の的になったこともあったので、
名前や立場を公表しないようにしたこともありました。
でも、昨年、信州おもてなしマイスターとして3年目にシルバーマイスターとなったことで、
もっと自分の活動や実践していることを表立って告知しておくことも大切な取り組みだということに
気持ちがシフトしていきました。
小さな街で、長く続く不況の中、商売を続けていくことは大変なことではありますが、
それ以上に、大好きな生まれ育った塩尻市を、
月並みな言葉ですが、私らしく私らしいやり方で盛り上げて行ければと日々考えていたので、
市民タイムスさんの取材をお受けいたしました。

市民タイムスさんの新年号の特集「初日の出に向って一言」
私が初日の出に向って(心の中で叫んだ)言った一言は

「Forever Young!」

2018年最初の営業日に、やっぱりBarで私は考えました。

人は人からでしか学べない事がたくさんあって、
人生は死ぬまで経験し続けて学ぶ事だと。
Barで私は常々考え続けています。
生きている間に唯一経験出来ないことは死ぬ事。
これはいつかの最期に取っておくとして、それ以外の事は、
これからの人生の中で今が一番若い自分が経験して学び続けてくれる事でしょう。
2018年も頼むよ私!




同じカテゴリー(Bar On the road )の記事画像
5月のお知らせなどなど
LIVE Infomation 6/23(日)リクオ「リアル」発売ツアー
LIVE Infomation 6/16(日)L-DUO Spring Tour in塩尻
4月3週目!今週も宜しくお願い致します!
4月2週目!金曜日の朝のご挨拶
LIVE Infomation4/28(日)満員御礼!美里ウィンチェスター×たけちん×月丘リオ
同じカテゴリー(Bar On the road )の記事
 5月のお知らせなどなど (2024-05-01 23:22)
 LIVE Infomation 6/23(日)リクオ「リアル」発売ツアー (2024-04-30 23:21)
 LIVE Infomation 6/16(日)L-DUO Spring Tour in塩尻 (2024-04-29 23:20)
 4月3週目!今週も宜しくお願い致します! (2024-04-17 10:37)
 4月2週目!金曜日の朝のご挨拶 (2024-04-12 10:34)
 LIVE Infomation4/28(日)満員御礼!美里ウィンチェスター×たけちん×月丘リオ (2024-04-04 22:17)

2018年01月03日 Posted byおんざろーど at 06:09 │Comments(0)Bar On the road Barと喫茶店で私が考えたこと

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。