Barで私も考えた-Bar On the Road-

「世界中の人が彼女を嫌いだと言っても俺は彼女が好きだ」
by35歳♂独身

私「あー、はいはい」

この言葉。
かれこれ5年近く前に、当時35歳だった冒頭の彼が言った言葉です。

この時、冒頭の彼にはステディな彼女がいました。
では？冒頭の彼が言った「彼女」はダレ？

その彼女とは、
とあるお店(スナックのようなキャバクラのような)にお勤めの女の子のこと。

冒頭の彼はとあるお店の女の子に恋をしました。
(優しくてかわいい女の子だったそうです)

何度も何度もそのお店に通い詰めて、
(女の子の出勤に合わせて)

それなりにお金もつぎ込み、
(毎回指名してオーラスしたり)

ついにはその女の子とプライベートで会ったりしたとか。
(同伴出勤ですね)

私「いい客だな」
冒頭の彼「いや、絶対そんなことない！」
私「そういうの、なんて言うかわかる？
疑似恋愛！恋愛商法！
あんたそもそも彼女いるじゃん！いい加減にしないと彼女に捨てられるよ！
これ以上はやめときなさい。いい客のままでいてあげなよー」

と言ったあとに、冒頭の言葉となりました。

この言葉。
なんだかすごく心に残ってて。
当時、記事にしたかったんですが、
冒頭の彼のステディな彼女のことも知っていたのでうまくまとめることが出来なくて。
5年の歳月を経て今ごろになって蔵出しみたいな投稿になってしまいました。。。

この恋は、3ヶ月くらいであっけなく終わりを迎えました。
理由は簡単。
冒頭の彼の懐事情がそれ以上を許しませんでした。

もちろん、彼は本当の彼女のもとに戻りました。
そして、その彼女と結婚しました。

結果として、彼女にバレずに今となっては忘却の彼方ですが。
8年近く、狭い街でお店をやっていると、
こんな感じで各所の女の子(日本人から某国の婦女子まで)に心を奪われては、
砕け散った恋？をたくさん見てきました。

どうしてこんな記事を今ごろになって投稿したのか？
半年近く顔を出さなかった常連のお客さまが久しぶりに飲みにいらして、
見事なまでに砕け散った話を聞いたから。。。

それでも恋は恋？
どうかな・・・

恋は盲目。
痘痕も靨(アバタモエクボ)。
バレなきゃやってないのと同じ。

女にとってはたまったもんじゃないけど。
これぞオトコの性。
結局、それはただの浮気でしかないんです。

オトコってさ、本当に、困った生き物だよ。