Barで私も考え続けた2019`

年末恒例の
「オンザ納め」

12月の2週目あたりからご来店されるお客さまに
「オンザ納めですか?」と聞き始めます。
お別れのご挨拶はもちろん
「今年もお世話になりました。あっ!当店30日まで営業しておりまーす。
年明けは2日からやってまーす!」

2019年営業最終日の30日まで。
暮れだ、休みだ、忘年会だ、仕事納めだ、オンザ納めだビンゴ大会?
まあ、なんだかんだと・・・
久しぶりにいらしてくださった方や、常連さんなどで賑わいました。

「今年はどんな年だった?」
オンザ納めにいらしたお客さまにいつも通り聞いていた私。

自分はどうだったかな?

2019年を振り返って(15秒くらい)思い起こしてみましたが、
いつもながら、とにかく考え続けた1年でした。

今年は年明け早々から、
信州おもてなしマイスターのゴールドマイスター認定のための論文作りに始まり、
(確定申告のための決算書作りも同時進行)
9周年記念LIVEやお店での通常のLIVEに加えて11月にはしりふぇす2019`の開催。
なんというか・・・ホント、やること盛沢山でした。。。

2010年3月の開業と同時に始めたこちらのBlogももうすぐ丸10年になります。
BarのBlogのくせにお酒ネタがほとんどなくて
私のぼやきだの遊んだ記録や、今年は告知ネタ多数・・・
そもそも更新もサボってばかりでした。

”私の人生のロードムービー”
という表現をよくしているように、
夜な夜なカウンター越しに出会うお客さまと、Bar On the Roadで過ごす
数十分か数時間の間に起こる出来事の全てが、
私にとってはまるで映画のワンシーンかのような、そんな日々。
観ているLIVEの音楽全てが、私の人生のサウンドトラックになっています。

主人公はBar On the Roadへいらっしゃる全てのお客さま。
お客さまは通りすがりの誰かだったり、街の住人や旅人だとか。

そんな誰かの家路の途中にあったり、
街の住人が集う場所だったり、
旅の通過点にたまたま立ち寄っただけでも。

何処かから来て、
また何処かへ向かう。

あと少しお酒を飲みたいな、
もうちょっと誰かと話したいな、
ほんのひと時息をつきたいな。
Bar On the Roadはそんなみなさまの進む道の途上の端っこにそうっと立ち、
少し先の次の行き先を知らせる道標で在りたい。

そんなことを常々考えながらみなさまをお迎えし、
またお見送りさせていただいております。

外に吊り下がった丸い看板を見つけて立ち寄ってくださった全てのみなさまに、
2019年も、懲りずに飽きずにお付合いただいた全てのみなさまに、
心より感謝申し上げます。

本年の営業はこれにて終了いたしました。
2020年は1/2(木)20:00より開店いたします。

2020年も変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い致します。

みなさまよいお年をお迎えください!

それでは、これにて。
Bar On the Road CLOSEです。


  

2019年12月31日 Posted by おんざろーど at 04:26Comments(0)Bar On the road Barと喫茶店で私が考えたこと

2019年営業最終日

今日は早起きして昼頃からお餅つき。
我が家の年間行事予定表の最終項。

毎年恒例、白い普通のお餅、
昆布餅、豆餅と3種類つきました。




春の山菜採りに始まり、
梅酒や梅シロップ作りの梅仕事、
夏は瓜の奈良漬け、
秋から冬はカブやかた大根、そして野沢菜漬け。
その間もあれだこれだとなんだかんだお母さんは年がら年中動き回っています。。。
(昔のお母さんってもっと忙しかったんだろうな・・・尊敬します)

今日、いや、いまさっきついたつきたてお餅を持って出勤しました。
本日ご来店されたお客さまでご要望がございましたらサービスいたします。

Bar On the Road2019年最後の営業日、
始めましたー。

*2020年は1/2(木)20:00より営業いたします。

  

2019年12月30日 Posted by おんざろーど at 19:14Comments(0)Bar On the road つぶやき

Barで私が考えた妄想の日々是好日No.53

夜な夜なBarカウンターの向こう側で繰り広げられているたくさんのドラマ。
楽しいこともあれば、悲しいこと、辛いこと、びっくりすることなど。
本当に、毎晩オムニバス映画を見ているかのような日々。

私だけが見ている私だけの物語。
それをありのままに書くとプライバシーの問題があるので、
私の主観で、私が夜な夜な見ている出来事のその先を、
「妄想」に変えてつぶやいていこうかな・・・
なんて出来心から始まった、あくまでも妄想のオハナシです。。。


【お熱いのがお好き】

12月も後半にさしかかり、
忘年会帰りにオンザ納めという常連さんがぼちぼち増え始めた平日のとある夜。
県外出身のお客さまが多い当店。
この夜も、カウンターに3組6人いらしたんですが、全員県外出身者。
(私だけ生粋の信州人なのでなぜかアウェイ感・・・)

みなさん塩尻に転勤になって飲みにいらしてくださるようになったお客さまです。

20代30代40代の上司と部下の3人組。
2人はいつも最初から最後まで生ビール。
おしぼりを渡すと同時に「いつもので」とのオーダー。
もう1人、今年転勤で塩尻に来てもうちょっとで31歳になるという新婚のお客さま。
毎回、3杯くらい飲まれるんですが、
この夜は歩いてくる途中で体が冷えてしまったとかで、まずはホットワインから。

仕事納め間近ということもあって3人とも話に夢中になっていたので、
お一人でいらしてカウンターの私の前に座っていた、
映画好きの50代のお客さまと最近見た映画のお話を聞いていました。
その時、その方のお隣にいらした50代2人組が映画ネタに乗っかってきて、
どんなジャンルが好きかとか、自分にとっての傑作はあれとこれだとひとしきり大盛り上がり。
そうこうしていたら、
3人とも同世代ということもあってか若いころにゾクゾク?きた映画女優はだれか?という話に・・・

*以下、若干下ネタが含まれます。
お酒の席での話ということと男ならではということをご了承の上お読みください。

「俺はね、やっぱりオードリーヘップバーンかなあ。あのなんていうか可憐で清楚な感じ!
黒いドレス姿とかそそられたね。ここの店のトイレに入ると絶対写真見ちゃうんだよ。好きだったな~」

「僕ね、カトリーヌ・ドヌーブとかブリジットバルドーにはホントお世話になったんですよ~。
死んだ親父も映画が好きでね、僕が高校生の頃にレーザーディスクがうちにあって。
フランス映画ってやつをさ、17歳の血気盛んな男子が見たらそりゃ無理ってもんでしょ(笑 」

「俺はやっぱりダントツでマリリンモンローよ。
あのブロンドボムシェルとなんともいえない色っぽさ。若いときはあの声だけでも×〇△*・・・」

三者三様ではありますが、最終的に合致した意見は
「青春時代にいかに好きな女優が自分のセクシャリティに影響を及ぼしたか」
というところで長々と盛り上がっていました。。。

そこに冒頭の上司と部下の3人組からお声がかかって2杯目のオーダー。
2人はやっぱり「同じもの」ということで生ビールを。
もう1人に「次は何を作りましょうか?」と聞いたら少し迷って
「明日仕事が終わったら里帰りするんです。
あんまり飲むと嫁に怒られちゃうんで今夜はあんまり飲まないって決めて来たんですよね・・・
うーん・・・じゃあ、最後にマンハッタンを」
とのオーダー。

生ビールのグラスを2つ用意して生ビールサーバーのところに置いてから次の作業。
ミキシンググラスに氷を入れてチェリーを冷蔵庫から出して、
少し迷いつつバーボンを選んでからスイートベルモットとアンゴスチュラビターズの瓶を探して、
全てカウンターに並べたらカクテルグラスを用意。
ジガーカップで分量を量りながら一つづつミキシンググラスへ。
軽くステアしたら次は生ビールを2杯グラスに注いで、そのまま2つ持って2人のコースターの上にお出しして。
戻ったらチェリーをグラスに入れてグラスとミキシンググラスを持ってもう1人の彼の元へ。
コースターを少し私側に寄せてからグラスを置いて、
ミキシンググラスから直接注いでグラスを乗せたコースターを彼の手前まで押して
「はい、マンハッタンです」

ここまでの行程だけ、文字だけで見るとフツーのBarでよくある一連の作業なんですが・・・

さすがにね、そこはBar On the Roadですから。
1杯のカクテルを作るだけなのに・・・そうそう簡単に作らせてはもらえない?というか、
一筋縄じゃ行きませんでした。。。

まず、ミキシンググラスを置いた段階で私の前にいらした映画の話で盛り上がっていた3人が
「おっ!ママが仕事する気になったぞ」
「腕が痛いって言ってたけどシェイカー振れるか?」
「何を作るのかな?」

バーボンとベルモットとビターズを置いてジガーカップで計量を始めたら
「ママなに作るの?」
「これ混ぜるんだよね?」
「カクテルだな」

なんかもうギャラリーがうるさいwww

私「いまね、あちらの新婚の若者からマンハッタンのご注文をいただいたんです。
こう見えて私もけっこうマジメに仕事してるんですよ(笑 」

「マンハッタンってカクテルの名前?」
私「そうですよ~。マティーニがカクテルの王様なら、マンハッタンはカクテルの女王です」
「あれだあれ、ニューヨークのマンハッタンクラブだろ。仕事で六本木のバーに行ったときに聞いたわ」
私「名前の由来は諸説ありますが大筋はそこから来てますよね」
「えー、そうなの?ちょっと検索しよ」
私「検索してみてください。Sさんの好きなマリリンモンローが出てきますよ~」

ヤンヤヤンヤと騒がしいギャラリー?を振り払ってご注文のお品をお出ししてひと段落。
したかと思いきや・・・

「ちょっとちょっとママー、お熱いのがお好きで汽車の中で作ってたやつかー。
僕にもそれ作ってよ。飲みたい!」
「なんだ、お熱いのがお好きは俺も観たぞ」
「さすが新婚!兄さん、今夜はそれ以上飲んじゃダメだぞ!」
「いや、まだ若いからそんなこと気にしなくても大丈夫だって」

私「・・・お兄さまがた、ちょっと落ち着いていただけますか・・・」
このあともひとしきり大騒ぎして
「いや~、楽しかった。じゃあ、またここで」と握手し合って、
それぞれまた次のお店かお家へと出て行かれました。

この後、客足が途絶えたので少しだけ早じまいして洗い物をしながら、
誰もいなくなって冷え込んだBarで私は妄想していました。

たった1杯のカクテルだけど名前の由来は諸説あり、
カクテル言葉やそのカクテルにまつわる話やそこから先にもまだまだ物語が広がっていて。
こんな風に、初めて会って、生まれたところも育った環境も、もちろん、
いま置かれている立場も違う人たちがその1杯のカクテルで小一時間(やっぱり下ネタで)話が弾んで。。。
なんというか、塩尻の社交界の中では場末の末端みたいなBar On the Roadから、
たった1杯のカクテルのご注文から始まった物語。
観ているこっちは、何言ってんの?とハラハラしたり、大声出してツッコミ入れたり・・・
少しだけ気取ってみたり、それでいて傍観者だったり。
こんな夜もまんざらじゃないなと。
私の好きな夜です。

  

2019年12月29日 Posted by おんざろーど at 19:13Comments(0)Bar On the road つぶやきBarと喫茶店で私が考えたこと

粋な計らい2019`

1か月くらい前に知り合って仲良くなった年上の女性がいます。
毎日毎日人と会う仕事をしている私としては、
仕事と関係ない場所で新しく誰かと出会うというのはそうそうないのでかなり新鮮な出会いでした。

少し年上なのに、こう言ってはなんですが、私とは正反対のとてもかわいらしい女性です。

4歳上に兄がいて、いつも兄の背中を追いかけて育ったからか、
物心つく前にかわいらしさをどこかの木にでもひっかけてそのままにしてしまった私としては、
女性を見るときにまずかわいらしいと思ってしまうんですよね。

笑顔とか、ちょっとしたしぐさとか。
女性のかわいらしさって、育ってきた環境やその人のもつ女性としての気質から身に纏ったものかなと。
努力して得られるものではないからこそ、
同性から見てかわいらしいと思える女性は年齢に関係なく素敵な女性が多いです。
(おそらく、男性にはまったく理解できないと思いますが・・・)

最後に会ったときに、帰り際にチョコレートを出してきて渡してくれました。
受験シーズンということもあって、季節ものですね~なんて言って軽々しく手に取ったんですが・・・
そこに書かれた文字を読んで、年末で忙しいと思うけど頑張ってねと私に手渡してくれて。。。

あーもう~この年の瀬になんて粋なかわいらしいことしてくれんだこの人(女性)は!

いい大人になると頑張ってね、なんて滅多に言われなくなるし、
自分なりに頑張っていても当たり前のこと過ぎて評価に値しないことばかりで・・・
面倒なことや厄介なことが起きると「めんどくさい」スイッチを押してむしろ頑張ることをしなくなるというのに・・・

なんかもうさ~、ホントに私なんて超単純構造だから、
ヘタな栄養ドリンク飲むより、お金かけてエステに行くより、
速攻で脳内がお花畑になってお肌つやつやになるほど効果効能があるよ。。。

今年も残り3営業日。
最後までぶっ飛ばせそうです。


  

2019年12月28日 Posted by おんざろーど at 01:49Comments(0)つぶやき女子力Barと喫茶店で私が考えたこと

オトコの言葉特別編

「ねえ、俺もママのBlogに登場させてよ」
byNさん55歳♂/既婚(2度目)

私「いいですけど、なんか面白いこととか私の心に残るようなこと言ってください」

開店した最初の年あたりからいらしていただいている冒頭のお客さま。
BarのBlogだというのにお酒の話題には全くと言っていいほど触れず、
お知らせとか告知とか、山に登っただの遊びに行った話だのどーでもいいことしか書いてない・・・
この私のBlogを月に1~2回見にいらしてくださっているんだとか。。。

「俺ね、好きな記事があってさ。オトコのなんとかってやつでさ。
携帯でブックマークしてたまに読み返すんだよ。あれって実話?」
私「・・・どれですか・・・」

よくよく数えたらこの投稿記事で60回目になる「オトコの言葉」
「オトコの言葉の続き」も含めると64あるので65投稿目になるのかな。。。
シリーズ化?していたつもりはなかったんですが・・・
あまりにも日常の中で出会う男性の皆さまが面白いこと、というか、
私の心に残ることを言ってくれるので記録として文字にしてきました。
そんな言葉の数々、2012年10月の1回目の投稿から7年以上続いていました。

この一件で初めて過去記事を見返したんですが、
もちろん、どの投稿記事もしっかりその時のシチュエーションや登場人物のことを覚えています。

それではここで、せっかくなので閲覧数上位3位を発表いたします!

3位 
「プロポーズしてきます!・・・ところであのー・・・大丈夫ですかね?」
by34歳♂/Oくん
時々、お店に顔を出しては近況報告をしてくれています。

2位 
「男は女性と違って鈍感ですからね。
幸せでいるためにちゃんと努力していますよ(笑」
byNさん47歳/既婚♂
つい最近、3年ぶりくらいにご来店されて、しっかり幸せ報告してくださいました。

1位 
「俺はもうどの女も無理ですよ」
byOちゃん27歳(当時)/未婚♂
昨年、結婚式に呼んでもらったのですが感無量でした。

6位以降の投稿記事はどれもそんなに閲覧数に大差がないんですが、
なにかミラクルが起きたのか?5位まではなぜかよく読まれているみたいです。。。

ちなみに、冒頭のNさんが好きな記事というのは・・・

オトコの言葉~記事の続き


でした~。
改めて調べてみてわかったんですが、閲覧数だけで言ったらこの投稿記事だけ突出して多いんですよね。。。
なるほど、そういうことかと納得しました。

11月末にご来店されて突然私に冒頭の言葉をおっしゃったNさん。
私の返答に、
「いや、あれはあれでしょ?ママが誰かの言葉を上手いこと拾ってくれてんでしょ?
いきなり面白いこと言えとか、ママの心に響くようなことがペラペラ出てくるわけないじゃん!」

私「・・・じゃあなんかNさんの半生とか、女性遍歴とか語ってみてください。さあ、どーぞ!」

「無茶ぶりすんなよ~俺ってシャイだからそういうの無理だよ~」

私「いいからいいから、ほら~、前の奥さまの話とか~、二度目の結婚する前に遊んだ女の話とか~。
いっぱいあるんじゃないですか?」

「その辺の話はけっこうママ知ってるよね・・・」

私「えーどれですかー?やだなー忘れちゃいましたよー。もう一回話してくださいよ~。
面白そうなとこ拾いますから~」

「ちょっと、考える時間くれる?せっかくママのBlogに載るならいいこと言いたくなってきた・・・」

私「・・・もう十分面白いですけどね・・・」

「でもママのBlogってなかなか新しい記事ないよね。たまに見ると同じところで止まってばっかでさ。
こういう仕事してたらネタいっぱいあるでしょ?」

私「私もそれなりに忙しいんです。考えていることを文字に起こすってけっこう大変なんですよ・・・」

「もうちょっと頑張ろうよ~。俺みたいに見てる人もいるんだからさ~。
お店に来れない分、楽しみにしてんだから。毎日あげてくれたら俺も頑張っていい言葉考えるぞ!」

私「それこそ無茶ぶりですよ・・・
私が頑張ってBlogあげるよりNさんがお店にしょっちゅう来てくれれば面白い話なんかいっぱい転がってますよ・・・」

さてと。
長くなりましたが・・・
11月末にNさんがご来店されてまもなく1ヶ月が経とうとしています。
月に数回しか更新しなかったコチラのBlogですが、なんと!
その夜からほぼ毎日更新してきました!!!
(偉いぞ私!)
というわけで、いつまでたってもNさんが現れないので今回の「オトコの言葉」はあくまでも特別編ということで。
次回の「オトコの言葉」はNさんの言葉次第となります。
いまはひたすらご来店をお待ちする日々です。。。  

2019年12月27日 Posted by おんざろーど at 02:31Comments(2)つぶやきBarと喫茶店で私が考えたこと

衝動

4~5年くらい前から小さいものを愛でたい衝動に駆られています。
子育て繁忙期もとっくに終わって、ここ最近じゃ子供たちに心配される立場になってきて・・・
ご近所の猫を愛でたり、

(自分の家の飼い猫じゃないのにいなくなったら軽いペットロスになりました)

友達のうちの子供や、お客さまのお子さんにデレデレしたり。

とにかく、小さくてか弱いものに心惹かれるんです。。。
次女が高校生になったら犬を飼おうと決めていたのですが、
家族に猛反対されて(夜の仕事をしているから飼ってもかわいそうだと)諦めました。
1ヶ月くらい前、
友達の家の近所で生まれて保護した猫の貰い手を探していると連絡が来て、
写真を観たらタイプの顔立ちだったので2日くらい迷って連絡したらすでに貰い手が決まったとのことで。。。
これもタイミングだったのかなと。

旅行に出かけて何日も家を留守にすることもあるし、
(犬なら一緒に連れて行けるよね)
自分の世話だってままならないのに、
(まあ、ある意味自分の世話しかしてないから気楽なんだけど)
ペットを飼うなんて無責任なことできないよね。
(でもいたら絶対超かわいがって人生豊かになるよね)

そんなことを自問自答する日々です。
相当前に流行りは終わっていますが、
だし巻き卵を作ったついでに大根おろしで猫を作ってはやる気持ちをおさめました。。。





  

2019年12月26日 Posted by おんざろーど at 03:35Comments(0)ぼやき

I wish you a merry christmas.2019’

クリスマスですね。

もちろんお会いしたことはありませんし、
宗教的にもご縁がなくてよく知らない方の降誕をお祝いする日、
らしいということくらしかわからないのでこれ以上の
コメントはやめておきます・・・。
日本のクリスマスってもはやクリスマスという「イベント」でしか
ありませんが、
家族でも、友達でも、恋人同士でも、
まあ、この際一人でも。

なんとなく、イベントに乗っかって。
陽気に過ごしてみるのもまた日本人らしいかな、と。

みなさまオンザ納めはお済でしょうか?
Bar On the Roadは30(月)まで営業しております。
(2020年1/2(木)20:00より営業予定です)

クリスマスだからといって特になんのイベントもご用意もございませんが・・・
定休日明け、水曜日の夜。
のんびり始めました。


  

2019年12月25日 Posted by おんざろーど at 19:27Comments(0)つぶやきBarと喫茶店で私が考えたこと

遅かれ早かれ

いつもなら11月ころ、遅くても12月アタマには1回ドカンと雪が降って驚かされるのに・・・
仕事柄、深夜に移動することもあって今年も早々とスタッドレスタイヤに履き替えたのに、
なかなか雪予報にならず。。。
降れば降ったで厄介なのに、今年は雪降らないね~なんて、お客さまとお話しする日々でした。

そんな矢先に出た雪予報。
日に日に変わる予報を見つつ・・・
天気予報通り、やっと?雪が降りましたね。




まあ、この程度の雪なら信州人的には
「わあ~初雪だ~」
くらいなもので。
昨晩、初雪に浮かれて帰宅途中にまだ誰も通っていない裏道の新雪を、
スタッドレスタイヤの効きを試したくて少し強めにブレーキ踏んだら思いっきり横滑りして
キャーキャー大声出して車内で一人大笑いしてました(笑

むしろ、この冬は暖冬で大雪になるんじゃないかというもっぱらの噂にビクビクしています。
まだ12月だっていうのに・・・
あまりの暖かさに超うっかり顔を出したフキノトウもさぞ驚いたことでしょう。
っていうか、まだかなり早いからっ!


  

2019年12月24日 Posted by おんざろーど at 09:57Comments(0)つぶやきぼやき

オンザ大忘年会LIVE2019`御礼

2010年3月に開業してもうじき丸10年。

2010年6月に初めてライブをして以来通算245回、
延べ472組のミュージシャンにお越しいただきました。
(アコナイの出演者を入れたら倍以上になるかな。。。)

本日、毎年恒例のBar On the Road大忘年会ライブ2019'
おかげさまで満員御礼!
今年も、そして今日まで、
ご出演いただいた全てのミュージシャンに、
ご来場くださった全てのお客さまに、
まーた今夜もオンザは騒がしいなぁ・・・と陰ながら
生温かい目と心で見守ってくださった全てのみなさまに、
心より感謝申し上げます。

ありがとうございました!




  

2019年12月23日 Posted by おんざろーど at 05:27Comments(0)Bar On the road Music

一年で一番長い夜に

ライブの時だけお出ししていた「ママごはん」
当面の間ライブを開催しないので、
これでしばらくママごはんを作らなくなるのかと思うと少しだけさみしい気が・・・

今夜は冬至なので、昨晩炊いた小豆とすいとん入り、
毎年恒例のカボチャ団子のサービスもあり〼
今夜のママごはんは、
・いつものカレー
マッシュポテト付き
・ママんちの野沢菜漬け
・おつまみ用牛すじ煮込み
・おととい仕込んだ黒豆煮
です。

さてさて。
一年で一番長い夜の始まりです。


  

2019年12月22日 Posted by おんざろーど at 18:25Comments(0)Bar On the road つぶやき

野沢菜漬け初出し

12/9に漬けた野沢菜漬け。
気温の低い日があまりなかったので水の上りが悪くて心配しましたが、
少し重石を足したりして様子を見ていました。


漬けてから10日が経過したのでそろそろ試食も兼ねて出してみました。




まだ野沢菜の青くささが残るこの感じも好きです♥
少しショウガを添えて(味の素かけるご家庭もありますね)
渋いお茶と一緒に食べたら止まらなくなるやつです・・・


昨晩、王滝カブが残り2片になったので絶妙なタイミングで野沢菜漬けにシフトできます。
計算通り!
野沢菜漬けは数量が少ないのでいつものペースでお出ししたら年明けには食べ終わっちゃうかな・・・

といったわけで。
毎年恒例のママんちの野沢菜漬け、今夜から(終わるまで)お通しでお出ししていまーす。


  

2019年12月21日 Posted by おんざろーど at 02:12Comments(2)Bar On the road つぶやき

頂きもの

旅行や出張、里帰りなどで遠方に行かれた方や、
頂きもので食べきれないというおすそ分けや手作りのもの、
農家の方からはお野菜や果物、
酔っぱらいの男性のお客さまからはコンビニスイーツなどなど。
(アイスクリームやプリンを大量に買い込む酔っぱらいの男性を多数見かけます)

お客さまからお土産をいただくことがしょっちゅうあります。
私に、ということが前提ではありますが、
ここに持ってきておけば誰か食べるでしょ。
あの人が来たら食べてもらって。
たまたまいる人たちに食べてもらえれば。
というお客さまが決めた暗黙のルールみたいなことも多々あります(笑

まあ、何十個も入ったお菓子やホールのケーキだって、
カウンターに置いておくと誰かしらが食べてくださるのですぐになくなりますが。。。
私もお出かけするとご当地の食べ物を買ってきてはカウンターに置いておいて、
ご来店されたお客さまにお配りしています。

そんな頂きものの中に、
なぜか?1~2ヶ月に1度くらいの頻度で頂く同じものがあります。。。
しかも全く別の方から頂くんです。
2年くらい前に松本に店舗ができてすぐのころ、
友達と映画を観た帰りに自分で1回買って初めて食べて以来。
多分もう軽く10回以上は頂いて食べている気がします・・・

いまだに午前中は行列ができているとかで、
なかなか買えないから買えたついでにだとは思うんですが・・・
あっ、もちろんありがたく頂いて食べます。
そういう時に限って、初めて食べるとか、
知らなかったという方がいらっしゃるので頂きもののおすそ分けで差し上げています。

昨日、78歳の古い知り合いのお兄さまから
「ちょっと甘いからお前さんは好みじゃないだろうが、有名らしいから1回食べておけ」
と言われて渡されました。
その方はちょっと前にお孫さんがお土産で買ってきてくれて食べたとかで、
ご近所の方におすそ分けしたら大好評でまた食べたいと頼まれたので朝イチで買いに来たんだとか。

さすがに食べたことがあるとも言えず。
もちろん、ありがたく頂戴いたしました。
それにしても・・・偶然とはいえ、なぜ同じものがこうも続くのか・・・
不思議でなりません。。。


  

2019年12月20日 Posted by おんざろーど at 03:10Comments(0)つぶやき

Barで私が考えた妄想の日々是好日No.52

夜な夜なBarカウンターの向こう側で繰り広げられているたくさんのドラマ。
楽しいこともあれば、悲しいこと、辛いこと、びっくりすることなど。
本当に、毎晩オムニバス映画を見ているかのような日々。

私だけが見ている私だけの物語。
それをありのままに書くとプライバシーの問題があるので、
私の主観で、私が夜な夜な見ている出来事のその先を、
「妄想」に変えてつぶやいていこうかな・・・
なんて出来心から始まった、あくまでも妄想のオハナシです。。。


【女子率】
今夜はオーラスで女子率100%でした。
*オーラス→開店(オープン)から閉店(ラスト)まで

2010年3月20日にお店を始めて、10日くらいしたころ。
とある中年の紳士がご来店されました。
広告も宣伝もなんの告知もせずにオープンしたのでまだお客さまが来るのが珍しくて。
その夜もカウンターには開店祝いに来てくれた知り合いのお客さまが一人いただけでした。

その紳士は座ってお酒をご注文されるなり私に、
「ここはどんなお店なの?」
と聞いてきました。
私「ここはBarです。バックバーに見えるお酒は全てショットでお飲みいただけます」
「そうじゃなくて、お店のコンセプトだよ。どういう考えで始めたの?」
私「女の子も気軽に来れるようなカジュアルなBarです。あとちょっと飲んで帰りたいとか、
もう少しお喋りしたいなあとか。そんな誰かのあと少しを叶えられたらいいなと思って始めました」
「あのさ。その辺で飲んだことある?」
私「ありますよ~。私もよく塩尻の街で飲み歩いてて、女性が行けるお店がないなと考えて。
それなら女性も気軽に入れるBarを作ればいいんだと思い立ったんです」
「いや~、わかってないね~。僕はね、塩尻の飲み屋のことならなんでも知ってるんだけどさ、
その辺の飲み屋に行って見てきなよ。
女は酒なんか飲んでないよ。それにね、女なんか金を落とさないから」
私「・・・・・はあ・・・・」
「まあ、はっきり言うけど、こういうお店は3ヶ月、よくやって半年かな」
私「あのー、なにかあれですか?
出る杭は打たれるというより、その前にくぎを刺しに来たみたいな感じですか?(笑 」

この時のやり取りを今でも鮮明に覚えています。
私はその紳士が誰なのかを知っていました。
どういう意図でご来店されたのかも薄々わかっていました。
だから、ご来店されて最初のドリンクをお出ししながら、
どのタイミングで名刺を出そうか迷って名刺ケースから名刺を出したまま手元に置いてありました。
どういう意図でそんなことを私に言いに来たのかはここには書きませんが、
まあ、新店の偵察も兼ねて、その紳士にとって何かお気に召さないことがあったことだけは確かでした。

何度かこのBlogに投稿しましたが、
開店から半年くらいはこの手の、真っ向から批判をしにくるお客さまがけっこういました。

どっかのおばさんがBarを始めたっていうから来てみたけど、こんな店でBarって名乗るなよ~
女のくせに酒の味なんかわかんねーだろ
もうちょっといい酒置けよ
女の子つかないの?ガールズバーなんでしょ?

などなどなど。
開店してから半年くらいして少しづつお客さまがいらして下さるようになって、口コミで噂が広がり、
女性のお客さまもどんどん増えていきました。
毎晩緊張しながらも楽しくて夢中になって仕事をして開店から約1年後。
初めて女性のお客さまでほぼ満席になった夜。
私にとっては待ちに待ったその日でした。
あまりの嬉しさにカウンターの下でガッツポーズしてました(笑

来年の3月20日で開店から10年。
女性のお客さまでほぼ満席になった夜から約9年間。
店内に女性のお客さまがいらっしゃる夜はBar On the Roadではいつもの光景になりました。

平日だけあってトータルの人数は少なかったとはいえ、
オーラスで女性のお客さまだけだったのでずっとあちこちで女性の声がして賑やかな夜でした。
そんな夜の終わりに、Barで私は妄想しつつ考えました。
ご近所の飲食店のママ友が二人で飲みに来てくれていたんですが、
二人ともパートナーの愚痴大会だったので私が
「いいじゃん二人ともパートナーがいるんだから~私なんてパートナーもいないし帰れば一人なんだよ~」
と言ったら
「男なんて~」
「男のくせにさ~」
とまた愚痴大会が再燃してさらに炎上(笑

塩尻の飲み屋のことなら何でも知っていると言った例の紳士が私に
「塩尻でいま流行っている店がどこか知ってる?〇〇や〇〇、〇〇なんか毎晩大賑わいで凄いぞ」
そう言って当時の塩尻の人気店を教えてくれました。
ちなみに、全部女性のママと女性のスタッフがいて、
キープしたボトルやテーブルにあるハウスボトルでお酒を作ってもらってカラオケが歌えるお店でした。
要するに、塩尻の飲み屋のことなら何でも知っている例の紳士的に、
そういうお店じゃないと流行らないし塩尻ではBarは無理だと言いたかったのかなと・・・

いやいやいや、ちょっと待てー!
おっさんが知っている大賑わいのお店に飲みに行っているのは全員男性だろうけど、
そのお店のスタッフは全員女性でしょ?
その女性たちもお酒飲んでお酒売ってるわけでしょ?
女は酒なんか飲まない?女なんか金を落とさない?
女にお酒飲ませて女のいるお店にお金落としてるんじゃん・・・
明らかに女性と職業を蔑視した発言だよそれ。
おっさんも商売人なのに考えが浅いんだよ!
ったくもう~。
塩尻の夜の街歴は私より何年も大先輩の同業者のママ友たちと、
いま自分たちがこんなにも頑張っている原動力は結局のところ、
そういう男たちがいたからなのかもねと。
そんな話をしながら、
フランスの小説家、André Maurois(アンドレ・モーロワ)さんの名言を思い出してました。

・小さなことにこだわるには 人生はあまりにも短すぎる。
・すべての偉大な恋愛のうちには母性愛がある。
真の女らしい女たちが男の力を愛するのは、男の弱さを知っているからである。

1世紀以上前に生まれた男のモーロワさんが言ってるのにね。
何年たっても男と女ってなんかまあそういうことかなと。。。  

2019年12月19日 Posted by おんざろーど at 15:08Comments(0)Bar On the road つぶやきBarと喫茶店で私が考えたこと

趣味ってなんだ・・・

3年ちょっと前。
「山用のフライパンを買ったので試しに使いたくて山に登った」
という話を幼なじみの同級生にしたら
「なんか趣味持ったら?」
と言われたという記事を投稿しました。



そもそも「趣味」とはなんなのか?
まあ、一般的な辞書などに載っている定義をまとめると、

仕事以外のプライベートな時間(休日や余暇などの空き時間)に自分が好んで(好きなことを)行う事
(ちょっと見方を変えれば「道楽」とかも当てはまりますよね)

そうは言っても、趣味をそのまま仕事にしちゃう人だっているし、
もしくは、趣味が仕事って人もたまにいますよね。
趣味と実益を兼ねるって言葉があるくらいだし。。。
男性と女性でできることやできないこと、
男女の脳の違いも含めてそれこそ人それぞれ価値観の相違が出てきちゃいます。

あんまり掘り下げるとワケがわからなくなるのでざっくり言うと、
仕事とか職業以外で好きなことを楽しんでプライベートな時間を使って継続的もしくは定期的に行うこと。

みたいな感じにしておきましょうか。

そんなわけで、話がそれましたが今回のお題目「趣味ってなんだ?」

約3年半前に幼なじみに言われた「なんか趣味持ったら?」
この話には続きがあって、
そもそも、幼なじみの思う「趣味」と、私の思う「趣味」の価値観の相違がまず根底にありました。

幼なじみが思う趣味とは
「お金を払って行う習い事」
「資格や今後の人生に役立つことを身につけること」
「物を作ったり収集したり何か形に残ることをする」
幼なじみはカルチャー教室に通ったり、そういうお付き合いをするママ友が多いらしいです。

私が思っていた趣味はかなりざっくりですが、
「好きなことをする」
なんですよね。。。
私が好きなことと言えば、例えば、
車が好き→車の運転が好き→出かけることが好き→旅行が好き→山が好き
幼少期にピアノを習っていた→4歳上の兄貴の影響でいろんな音楽を聴いたりギターを弾いていた
→ジャンル問わず音楽が好き→ライブを観ることが好き
体を動かすことが好き→登山やトレッキングが好き→野山を駆け巡るついでならゴルフもアリ

それらに関連することをしている時間が「趣味の時間」かな~なんて。
割と単純に考えていました。
通勤だけなら往復20kmもないのに、車の年間走行距離が3万km以上になっちゃうんですよね・・・
10代のころバイクに乗っていたころから一人でしょっちゅうツーリングに出かけてたし、
子供が小さい時は暇さえあればお弁当持って車で出かけたし、
春は山菜取りに山に行って、
オンシーズンは一人で軽い山に日帰り登山、
時間があれば何日かかけてロングトレイルして、
海外も一人で行くし、ごくごくたまにゴルフしたり、
お出かけするついでのライブ、ライブのついでのお出かけなんてしょっちゅうするし、
子育てが終わってからは一人で気ままに何日でも旅行に出かけちゃうし。。。
じゃあ、どれもこれも極めているかというと・・・
気が向いて時間があるときにしかしないから全くそんなことないんですけどね。

そう考えてみると確かに、幼なじみの思うところの「趣味」というやつはなにもやってないんですよね。
体を動かすことが大好きなんですが、冬で山にも行けないし。
ドクターストップもかかったので新しい趣味を探すちょうどいい機会になりました。
そういうことならと思い立って、ここ最近私のPCと携帯の検索履歴はもっぱら「習い事」「趣味」ばかりでした(笑

いくつになっても新しいことを始めるときってワクワクするし、
仕事絡み以外の人との出会いも新鮮で緊張感も味わえます。
せっかくだから夢というか、目標を持って長く続けられることを始めてみようかなと。
師走でなんとなく気忙しい中、ふつふつと湧き上がる気持ちに心躍らせる日々です。  

2019年12月18日 Posted by おんざろーど at 15:07Comments(0)ぼやき女子力

バエルタピリカタ?

県外にお出かけしていてたまたま通りがかったので娘へのクリスマスプレゼントを買おうとして
立ち寄った大きなショッピングモール。
店舗に入ってお目当てのお店を探そうとしたらすぐ目の前にムーミンスタンドが・・・
少しだけグッズが売っていたのでとりあえず一通り物色。
私が普段お店で仕事の時に愛用しているボールペンのシリーズと、
iPhoneのライトニングケーブルを固定するグッズがあったので迷わず手に取ってレジへ。
ムーミンスタンドというだけあって、メニューには何やらドリンクが20種類以上並んでいました。
そうはいっても、ドリンクも買わなきゃなと思ってそのメニュー表をよくよく見たら・・・
全部タピオカ。。。

カミングアウトしますが、タピオカを最後に飲んだのは10年近く前かな~
(しかもその1回だけ)
はいはい、もちろん。
今年また流行しているということは知っています。
特に好きとか嫌いとかじゃなくて、わざわざ飲む機会も必要もなかったので飲まなかっただけです。

というわけで、一般的な売れ筋のほうじ茶ラテ(タピオカ)を注文してお会計。
お会計をしてくれたお姉さんが
「ストローはこちらで刺してもよろしいですか?」
と聞いてきたので「はいお願いします」と返答。
お金を払って買ったものをもらって受け渡しブースへ移動。
そこでまた違うお姉さんが私のドリンクをトレイに乗せて差し出しながら
「ストローはこちらで刺してもよろしいですか?」
とまたまた聞かれたので
「はい、お願いします」
と答えたら太いストローをバスっと勢いよく刺して渡してくれました。

令和初(これ一度使ってみたかったんです)&10年ぶりのタピオカドリンクを飲みながら、
内心)なんで2回も聞くの???
と思いつつ・・・
飲みながら店内をぶらぶらしたくなかったので(年齢的なものか?そういうことができないんですよね)
いったん車に戻ってそれらを置いて改めてお買い物。
デパートとかショッピングモールって年に1~2回、それも相当な用事がないと行かない私・・・
お目当てのお店に直行してお目当ての物を買ってすぐに車に戻りました(笑

その後、娘にその時買ったもの(一応、クリスマスプレゼント)を渡しながら、
ムーミンスタンドでタピオカを飲んだ話をして、ふと、
「それがさ、タピオカを買ったときにレジと受け渡し口で2回、ストローはこちらで刺してもよろしいですか?
って聞かれたんだよね。あれってなんで念押しみたいに聞くのかな?」
と言ったら、
「バエルタピリカタってのがあるんだよ」
私「バエルタピリカタとは?」

注)映えるタピリ方
です。。。

要するに・・・
タピオカドリンクのふたの部分(パッケージ)に絵柄がある場合、
ストローを刺す位置によってインスタとかSNSに投稿する写真映り(映え方)が変わってしまうし、
さらに撮影場所にもこだわる人もいるとのことで・・・
刺す前に写真を撮って、
さらに自分の好きな位置(映える位置ね)に刺してまた写真を撮るから、
そういう人への配慮からわざわざ聞くんだそうです。。。

へぇ~・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(そうとしか言えない)

そういえば、女子が写真を撮るときなんかは最初から写真の色味を加工したり、
写真加工アプリを使って写真を撮ってる人がいますからね。
スマートフォンの進化と共に、写真を撮るという感覚がより手軽になった相乗効果なのかな。

それにしても。
最近のその手のサービス業に携わる人たちは、
流行や時代に寄り添ったサービス内容が接客マニュアルに組み込まれているということですね。
なるほど、勉強になりました~!

*映える写真を撮る気が全く感じられない写真をここにさらしておきます*





  

2019年12月17日 Posted by おんざろーど at 20:33Comments(2)つぶやき

オンザのアコナイ最終回

2013年6月に始まったアコースティックナイト。
今夜の75回目を持ちまして、これまでの形式での開催は最終回となりました。

アコナイの由来等の詳細はこちらの記事をご覧ください↓


アコナイを始めたきっかけを作ったかずぼ。
一緒に開催してくれたSe-ichiくん。
かずぼに代わってアコナイの主催をしてくれたうめむらこうじくん。
ご出演してくださったミュージシャンのみなさま。
ご来場されたお客さま。
まーたオンザは騒がしいなぁ・・・と陰ながら生暖かい目で見守って下さったみなさま。

この場をお借りいたしまして、心よりお礼申し上げます。

6年半、全75回。
たくさんのミュージシャンやお客さまにお越しいただきました。
思い出は尽きません。
どの夜も、本当に、本当に、楽しくてよい夜でした。
間違いなく、一番楽しかったのは「私」です。

76回目があるのかないのか・・・お約束はできませんが・・・
またいつか。
みなさんとお会いできる夜があることを楽しみにしつつ。
ひとまず、オンザのアコナイ、これにて終了いたしました。

ありがとうございました。


  

2019年12月16日 Posted by おんざろーど at 05:34Comments(0)Bar On the road Music

Barで私が考えた妄想の日々是好日No.51

夜な夜なBarカウンターの向こう側で繰り広げられているたくさんのドラマ。
楽しいこともあれば、悲しいこと、辛いこと、びっくりすることなど。
本当に、毎晩オムニバス映画を見ているかのような日々。

私だけが見ている私だけの物語。
それをありのままに書くとプライバシーの問題があるので、
私の主観で、私が夜な夜な見ている出来事のその先を、
「妄想」に変えてつぶやいていこうかな・・・
なんて出来心から始まった、あくまでも妄想のオハナシです。。。


【実は・・・】

2回以上ご来店いただいた方は「常連」とみなし「常連さん」の扱いとなる当店。
ただ時々、
1回目のご来店の際に奥のフロアのお席に団体でいらして私がまったく絡まなかったなどの場合、
私に1回目の記憶がなく「初めまして」という扱いになることもよくあります。。。

つい先日、開店当初からご利用いただいている常連のお客さまが遠方からいらしたお客さまとご接待でご来店。
営業マンがカレンダーやお歳暮をもってお得意様に年末のごあいさつ回りをしているからか、
11月末から12月中旬までの平日ってこういったお客さまが多くみえられます。
この夜も、6人中地元の常連さん以外の方は年に1回はお顔を拝見している方ばかり。
必ずこの時期にいらっしゃるのでみなさんちゃんと覚えていらっしゃって、
迷わず、いづづワインさんの生ワインをご注文してくださいました。

乾杯してお通しをお出ししたら常連さんが
「今夜初めて連れてきたんだけど、
この二人はこれからも塩尻には仕事で来る機会があるからお店に寄ったらよくしてやってね」
とご紹介してくださいました。
ところが、お一人の方から
「実は、僕こちらのお店初めてじゃないんですよ~」
私「えっ!そうだったんですか?それは大変失礼いたしました!」
「あっ、違います!このお店は初めてです!」

聞くところによると、こちらのお客さま、
15年ほど前に塩尻市にお仕事の関係でお住まいだったことがあったそうで。
そのころ、うちのお店の前のお店(ガールズバーかキャバクラみたいなお店だったと思いますが)
にその時の同僚が通っていたので一緒によく来ていたんだそうです。
常連のお客さまも初情報だったようで、居合わせた一同で驚いていました。

塩尻には2年ほど住んでいたとのことで。
今年の夏ころまたコチラ方面の担当になって、
久しぶりに塩尻に来たら街の様子が変わっていてびっくりしたそうです。
確かにね~。
15年前はえんパークも塩尻駅前の介護施設もなかったし、
塩尻インターを降りたところからだとデリシアもローソンも、ルートインや松屋もまだなかったんじゃないかな。

そう考えると、私がお店を始めた約10年前と比べても街の様子が変わっていますもんね。

この話のあと、そのお客さまから
「実はもう一つありまして・・・」
私「次は何ですか!?」
から始まった話がなかなかの衝撃な話題で・・・一同ひっくり返ったような変な声上げてました。。。
ここから先はそのお客さまのとてもとてもプライベートに関するお話なのでこの辺にしておきます。

話が終わるか終わらないかのあたりで3名のお客さまがご来店。
私がそちらのお客さまにつきっきりになったのでその話はそれでおしまいになりました。

総人数は少なかったとはいえ、賑やかだった夜の終わりに。
片付けしていたらうっかりフロアにピスタチオの殻の入ったお皿ごと落としてしまい・・・
お皿を割って殻をバラまいてしまったので掃除機を引っ張り出して・・・
掃除機をかけながらふっと、Barで私は妄想しました。

仕事柄か、Barという空間マジックか、はたまたオンザマジックか。
「実は・・・」で始まるお話によく遭遇します。
過去の統計上、比率的に7:3で悪い話というか、秘密めいた話というか、
すぐに忘れたほうがいい話が多い気がします。。。
(@オンザ社調べ)
もう一つ、
「実は・・・」以上にその手のことで厄介なことは「聞くつもりもないのに聞こえてしまった話」です。
まあ、私の場合、その手の話の時に限って右耳から左耳へスルーとかじゃなくて、
右耳でも左耳でも入り口で跳ね返っちゃうので忘れるどころか頭に入れてないんですけどね。
「実は・・・」
の時だけはもちろん、話はちゃんと聞いていますし、(聞くだけです)
その方の気持ちや立場になって一緒に考えて答えられることはお応えします。
ただ、私の記憶の引き出しにはそれを入れるためのスペースがないので(頭に)入れないだけです。

その夜のことはお店を出たら忘れます。
というか、車に乗って走り出したら忘れてます。
あっ、ご来店してくださったお客さまのことはその夜の「記録」としてちゃんと覚えています。
忘れるのは「実は・・・」とか「聞こえてしまった話」などです。
だって、買い物に行って3つ買いたいものがあったのに2つ忘れる私ですよ・・・
今日の朝食べたものだって忘れるんだから(笑
痛いことや苦しいことや辛いことも、時がたてば薄れて忘れていくように、
いわゆる時間が解決してくれるから。
忘れることなんて案外簡単なことかなと。

だからこの、
Barで私が考えた妄想の日々是好日に登場するお話は全て「記録」を元にした妄想なんです。
記録の中の記憶を引っ張り出して妄想に変えてます。
記憶の保存方法を男はカテゴリー保存、女は上書き保存ってよく言うけど、
一応私もまだ女なので・・・
「実は・・・」で始まった15年前のお話は衝撃的過ぎてこれを上回る話が出ないと上書きされないかも。。。
  

2019年12月15日 Posted by おんざろーど at 05:33Comments(0)Bar On the road つぶやきCinemaBarと喫茶店で私が考えたこと

手紙 拝啓十五の君へ

もう10年前になりますが、次女が中学卒業前に音楽の授業だったのか?
学期末の課題曲みたいなもので、
アンジェラ・アキさんの拝啓十五の君へを歌っているという話を聞いてCDをレンタルした覚えがあります。
確かその前の年はブームの風になりたいでした。
ちょうど10年前といえば、次女は中学三年生で受験生。
私は2009年9月にいまのお店を見つけてBarをやろうかな~と思い立って、
ところで飲食店ってどうやってやるの?
創業計画書ってなんぞや?
なんて、あれこれ調べたり考えて。。。
(そこからでした・・・)
まあ、開業までの数か月は当然あーだーこーだといろいろありましたが・・・
多分、もうとっくに何回かこちらのBlogに書いたような気もするし・・・
あまりにもいろいろあったので詳細は割愛させていただきます。

そんなわけで、
この季節になるとふと思い出す楽曲。
アンジェラ・アキさんの「手紙 拝啓十五の君へ」
2008年9月にリリースされた8作目のシングル。
あの当時の中学三年生は(いまもそうかな)みんな歌った(歌わされた?)んじゃないかな。。。
ちょうど開業を控えてバタバタしていたあの頃。
CDをレンタルして、しょっちゅう聞いていたので耳コピしてピアノで弾いた覚えがあります。

この曲の歌詞って、よくよく聞くと何歳の人にも当てはまるんですよね。
15歳の思春期の子供が聞いても、
25歳の青くさい青年期も、
35歳の大人ってなんぞやと思う大人になりかけの世代も、
45歳の壮年にさしかかってちょっと生意気な大人になっても、
そして、
間なく人生半世紀になるというのにいつまでたっても大人の定義がわからずに大人のふりしてる私にも。。。
さすがに手紙は書きませんが、
もうある程度の年齢になるといつまで生きているかもわからないので、
少し先の、何歳かの自分に問いたくなります。
年末の気忙しいさなかに久しぶりに聞いたら、
自分のいまと、少し先の未来を考えさせてくれました。

*少し先の〇〇歳の自分に当てはめて読んでみてください*

手紙 拝啓〇〇の君へ

拝啓 この手紙読んでいるあなたは どこで何をしているのだろう 
〇〇の僕には誰にも話せない 悩みの種があるのです

未来の自分に宛てて書く手紙ならきっと素直に打ち明けられるだろう

今 負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの?
ひとつしかないこの胸が何度もばらばらに割れて
苦しい中で今を生きている
今を生きている

拝啓 ありがとう 〇〇のあなたに伝えたい事があるのです
自分とは何でどこへ向かうべきか 問い続ければ見えてくる

荒れた青春の海は厳しいけれど
明日の岸辺へと夢の舟よ進め

今 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの
大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど
苦くて甘い今を生きている

人生の全てに意味があるから 
恐れずにあなたの夢を育てて
Keep on bilieving

負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの?
ああ 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの
いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて 今を生きていこう
今を生きていこう

拝啓 この手紙読んでいるあなたが
幸せな事を願います 

  

2019年12月14日 Posted by おんざろーど at 05:33Comments(0)Music

Bar On the Roadより、お席のご予約状況と営業日についてのお知らせです

お客さま各位
*12月のお席のご予約状況と営業日変更のお知らせです*

平素はBar on the Roadをお引き立ていただきまして厚くお礼申し上げます。
12月も中旬にさしかかり、忘年会等ご宴会シーズンとなってまいりました。
団体さまの貸切、お席のご予約により、
混雑する日程がございますのであらかじめご確認の上、ご来店ください。
お席のご予約はお早めにお願いいたします。

営業日についてのお知らせです。
この度、店主の都合により、
しばらくの間営業日を縮小させていただくことといたしました。

ご贔屓にしていただいておりますみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、
何卒ご容赦いただきますようお願い申し上げます。

誠に申し訳ございませんがどうぞご了承の上、
今後とも、変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。

Bar On the Road 店主

12月のお席のご予約状況と休業日(年末年始含む)は以下の通りです。

【お席のご予約状況】
・20(金)終日貸し切り営業
・28(土)フロア満席

【休業日】

・16(月)
・17(火)
・23(月)
・24(火)
・31(火)
・2020年1/1(水)
その他不定休
*新年1/2(木)より営業予定です






  

2019年12月13日 Posted by おんざろーど at 20:06Comments(0)Bar On the road つぶやき

コールドムーン

通勤途中に高ボッチの上に見えた真ん丸のお月さま。
燦燦と光り輝いていました。




きょう12日は令和元年最後の満月とのことで。
12月の満月はコールドムーンと呼ぶんだそうです。

そういえば、ここ近年、なんちゃらムーンって名前、よく目にしたり聞いたりしますよね。
それって、
アメリカの先住民であるネイティブアメリカンが季節を知る目安として付けた満月の名前なんだそうです。
日本ではあまり親しみはありませんが、満月に名前を付けちゃうとか、
昔の人って素敵なこと考えましたよね~。
ちなみに、ほかの月の名前は↓
・1月 Wolf Moon(狼月)
・2月 Snow Moon(雪月)
・3月 Worm Moon(芋虫月) 
・4月 Pink Moon(桃色月)
・5月 Flower Moon(花月)
・6月 Strawberry Moon(苺月)
・7月 Buck Moon(男鹿月)
・8月 Sturgeon Moon(チョウザメ月)
・9月 Harvest Moon(収穫月)
・10月 Hunter`s Moon(狩猟月)
・11月 Beaver Moon(ビーバー月)
・12月 Cold Moon(寒月)
さらに、
・Blackmoon(ひと月に2回新月があるときはブラックムーン)
・Bluemoon(ひと月に2回満月があるときはブルームーン)
・Supermoon(地球から見える月の円が一番大きくなるときをスーパームーン)
・Micromoon(地球から見える月の円が一番小さくなるときをマイクロムーン)
と呼ぶそうです。
なんとなくわかるものから、え?なんで?みたいなものまで。
どの月の名前にもちゃんと意味があって、
日本語で言うところの四季折々な感じが伝わってきますね。

日本でなじみのある月の名前は「新月」「満月」「半月」「三日月」「上弦」「下弦」「十六夜」とか。
新月からの経過日数ごとにその月の名前があります。
こちらももちろん、どの月の名前にもちゃんと意味があってなかなか風情があるんですよね。
興味のある方は調べてみると面白いですよ~。
カレンダーに月齢が載っているものもよく見かけますね。
あっ、12か月にも月(month)が使われてる!
この投稿記事、何回月って文字出てるんだろ(笑

よく月の満ち欠けって言いますが、当然だけど月の形が変わっているんじゃなくて、
月が地球の周りを約29日かけて回って動いてて、そこに太陽の光が当たっているから光っているんですよね・・・
で、月と地球の自転と公転の速さが一緒だから地球から見える月はずーっと同じ面なんだとか。
(地学の授業で習ったような・・・)
そう考えると(当たり前だけど)何億年も前からみんな同じ月を見てるんだよね。。。

開店したものの誰も来ないし案外やることないので暇つぶしにPC開いてフッと・・・
Barで私は夜の始まりに見た月のことを考えていました。


  

2019年12月12日 Posted by おんざろーど at 20:06Comments(0)Bar On the road つぶやき