Barで私が考えた妄想の日々是好日No.50

夜な夜なBarカウンターの向こう側で繰り広げられているたくさんのドラマ。
楽しいこともあれば、悲しいこと、辛いこと、びっくりすることなど。
本当に、毎晩オムニバス映画を見ているかのような日々。

私だけが見ている私だけの物語。
それをありのままに書くとプライバシーの問題があるので、
私の主観で、私が夜な夜な見ている出来事のその先を、
「妄想」に変えてつぶやいていこうかな・・・
なんて出来心から始まった、あくまでも妄想のオハナシです。。。


【すいもあまいもにがいもしぶいも幾年月】

外はシュッとするような寒さでこんな夜は誰も来ないんじゃないかな・・・
なんて思いながら開店したら案の定22時になってもノーゲスだったとある(寒い)夜。
2歳上の先輩とそのお友達がワイワイ騒ぎながらご来店。
開店して2か月くらいのころ初めていらしていただいて以来、
こうやって平日の夜に、月に一度か二度、多分、私を心配して顔を出してくれます。
(なんのついでかはわかっているんだけど)

私も含めて3人とも職種は全く違えど(大小ありますが)経営者という立場。
あ互いの苦悩や最近の近況、その日のお題目などを話す・・・んですが・・・
3人とも自由に好き勝手話すので毎回毎回話が脱線して全く話にならず(笑
最後は大笑いして終わるの繰り返し。

この夜の(最初は少しだけ真面目な話もする)お題目は、
「過去に言われた言葉」で心に残っている言葉はなにか。
「過去に言った言葉」でどんな意味であっても心に残っている言葉はあるか。

傷ついた言葉でもいいし、妙に納得した言葉、やけに忘れられない言葉など。
特に、言われた言葉に関してはそれぞれにあれもこれもと出てくる出てくる。。。
その言葉一つ一つが今日まで頑張ってきた自分の人生の糧になっていたり、
なにか心に小さく刺さったトゲのように残っていたり、
誰かに教えてあげたくなるような、そんないい言葉だったり。

その割に、さすが好き勝手生きている人種の3人だけあって、
言った言葉はなかなか出てこないんですよね。

この夜はこの二人を見送ってシャッターを閉めました。
そんな平日の、寒いけどなぜか気分のいい夜の終わりに、
後片付けしながらさっきまでの大騒ぎを回想しつつ。
Barで私は妄想していました。

思い出すだけで恥ずかしくなるような酸っぱい経験も、
トロットロにとけそうな心がキュンとなるような甘い思い出も、
うわー!ゲーッ!となるほどの苦々しい経験も、
ううううううー・・・と唸りたくなる渋い思いも、

それぞれに、様々なシーンでなにかしら残っている言葉があるもんだねと。

人生も半世紀にさしかかり、それぞれがいろいろな経験してきたからこその今があって。
酸いも甘いも苦いも渋いも、
まだまだこれから死ぬまで経験しながら味わっていくのかな~。
できれば甘い思いだけしていたんだけどね。。。

お会計して帰り際、眠いとか疲れたとか言いながらまだ喋り足りなかったのか、
私「来年10周年なんですよーどうしよー」
先輩「よく頑張ったな~、もうここまできたらあと10年ガンバレヨ」
お友達「いやあと10年って、もうババアなんだからやめたいよね~」
先輩「バカだなお前、ババアだけど気力と体力さえあればこの仕事は何歳でもできるぞ」
私「・・・・」
お友達「あー、こういっちゃなんだけどお姉はババアのくせにオンナだもんね、確かにそうかも」
先輩「いや、こいつはもう女じゃなくて男だろ」
お友達「そうかそうか、ババアのくせに肌ツヤがいいなと思ってたけど、男だから脂っぽいのかもね~」
私「・・・・」
先輩&お友達「ガハハハハハハハハー!」

大騒ぎしながら階段を降りて行きました。
私、全く口を挟む余地なし。



  

2019年11月25日 Posted by おんざろーど at 02:31Comments(0)Bar On the road ぼやきBarと喫茶店で私が考えたこと