旅をするということ。2022`
8月も後半に差しかかり、
携帯電話のカメラロールをチラ見していたら今年も案外お出かけしてたな、ということで。
今日の午後サクッとお出かけした振り返りと、なんとなく上半期の振り返りをしてました。
今日は朝イチで自宅警備員(猫)の健康診断とワクチン接種、
それから細々とした雑務や方々への連絡などをこなして気づいたら昼過ぎ。。。
特売日だったのでガソリンスタンドでガソリンを満タンにして、
特に何も考えずにフラッと走り出して。
途中でハッ!となってあれ?こんなところまで来ちゃったよ。
どうしよう、こっち方面で行きたかったところあったっけ・・・
なんて考えながら途中で行き先決定。
いつもの私の旅のルール。
1つだけ行き先と目的を決めて、その次の行き先は後から考える。
ということで。
まずは、大町市にある仁科神明宮へ。
一の鳥居を過ぎた先にある駐車場に車を停めて参道に入ると、
真っ先に視界に入りきれないほどの大きな三本杉があります。
1979年、突風により三本杉の中央の杉の木が根元の癒着の為に倒伏しましたが、
その根元の部分をもとの位置に復元保存してあります。
周囲5m余、高さ50m余、樹齢推定800年余らしいんですが、
なんかもう初っ端からご利益ありそうだったんで1本1本指先を伸ばして触れておきました。
ちなみに、どうして仁科神明宮に行こうと思いついたのかというと、
日本で一番古い神明宮を見たかったことと、
もうそろそろこの混沌としたご時世を八百万(やおろず)の神々になんとかしてもらえませんか?と
お参りしたかったんですよね。
仁科神明宮ってなんぞや?とちゃんと知りたい方は各々グーグル先生やヤホーさんで検索するか、
仁科神明宮の公式HPをご覧になるか、お近くの方はサクッとお出かけされてその目で確かめて来てクダサイ。
あーちょっとそういうのダルいしメンドクサイという方は、
例によって例の如く。
ワタクシの超ざっくりした行きたかった動機でもサラッと読んでおいてクダサイ。
仁科神明宮の国宝になっている社殿は伊勢神宮と同じ神明造りで
ヒノキの素木の美しさを活かした簡素で直線的な建築様式になっています。
本殿・中門・釣屋は寛永13(1636)年に造営されたもので、
紀元前後?には創建されたと見られていて、
伊勢神宮の庄園である仁科御厨を支配していた御厨の司「仁科氏」が伊勢神宮を勧請して
仁科神明宮には天照皇大神が祀られています。
伊勢神宮といえば、20年に一度の式年遷宮が有名ですが、仁科神明宮も伊勢神宮にならって
創祀以来20年ごとに本殿などの建て替え(式年造替)をしてきたらしいんですが、
1376年(永和2年)から20年ごとに行われた造替の際の棟札が保存されているので
600年以上の長きにわたる式年造替は全国的に見ても珍しいんだそうです。
その昔、というか、大昔の諸々の諸事情で仁科氏が滅亡した後、
寛永13年(1636年)を最後に部分的な修復/修理などを20年に一度行うようになったんだそうです。
と、いうことで。
とてもとてもざっくりで本当に申し訳ないのですが、
国宝に指定されている本殿はかれこれ386年前に造られた非常に貴重な、
日本に現存する最古の神明造りの建築物なんですよ。
今年4月に鈴鹿サーキットに行ったので帰りに伊勢神宮内宮にお参りして、
その時に御朱印を頂戴してきたのですがその隣をわざと開けておいたので、
今日お参りした際に伊勢神宮の御朱印の隣に仁科神明宮の御朱印を頂戴して参りました。

仁科神明宮をお参りして駐車場に戻ったら塩の道街道沿いの神社仏閣の地図があったのでチラ見して。
その後車で移動しながら、盛蓮寺で観音堂を見学し、佐々屋幾神社をお参りしました。

で、この後どうしようかなと思って街道沿いを走っていたらT字路に突き当たって、
二車線の大きな道に出たので迷わず登り側に右折。
ぐいぐい登って行ったらトンネルがあって、
出てすぐのところで左に展望台という標識が見えたのでグイッと左折。
そこから車一台分くらいの幅の林道かっ!?という道をぐるぐるぐるぐる登って行ったら
突然少し開けて右側に「唐花見湿原」駐車場と書かれた看板が・・・
駐車場と言っても車5〜6台停められるかどうかの未舗装のスペースに車を停めて、しばし看板を一読。
なんかまあ、
「この先に湿原があっていろんな花々や虫がいてぐるっと周回できるけど熊に注意してね!」
ということだったので、車に積んであったタオルを首に巻いて、
登山の時に使っている鈴付きのウエストポーチを装着して出発。
ひと気もなくて聴こえるのは鳥と虫の鳴き声と風の音だけ。
ちょっと怖くなって鈴をわざと手で鳴らしながら木道を小走りで駆け抜けました(笑
ちょうど日差しが出てきて蒸し暑かったので滝汗かいて車に戻って水分補給。

この時点で結構疲れが出始めていたんですが、ここは乗り掛かった船!(なんで?)
さっき見かけた展望台目指してさらにグネグネ山道を進むとまた看板が出てきたので、
看板の通りにさらにグネグネ山道を進んでいたらやっと到着。
たどり着いてしっかり読んだら「鷹狩山大展望台」という鷹狩山の山頂にある展望台でした。
第一駐車場に停めてお約束で観光案内図を一読。
金毘羅神社という神社が山頂にあるらしく、遊歩道を歩くより直登で行ける!
という山登り経験者の「早く着く安易な直登」好き心をくすぐられて金刀比羅神社石段を選択。
まあ、登り始めて3分でさっきの唐花見湿原から首に巻いていたタオルの湿り気が倍増して早速後悔。。。
登り切ったぞ!と思ったらまた次の階段という階段マジックに3回引っかかってゼエゼエで登頂!?
金比羅神社をお参りして展望台に向かうとすぐに眼前に北アルプスと大町市街がドーンと見えて
(疲れはぶっ飛ばなかったけど)軽く歓喜しちゃいました。
となれば、ここはやっぱり登っとかないとね!
最後の脚力を振り絞っていざ鷹狩山大展望台へ!
上の方から犬の鳴き声がして案外近く感じたのですぐ着くかな?
なんて思いながら階段を登り始めたら登れど登れどぜんっぜん着かない・・・
なんと、数えたら踊り場を9回折り返してやっと、ホントにやっと最上階に到着。
大型犬を連れた若いカップルがいたんですが、ワンちゃんが人が来てびっくりしたのかワンワン鳴いてて。
思わず「ハアハア〜ワンちゃんのゼイゼイ〜鳴き声が〜ハアハア〜すぐそこで聞こえて、
思いのほか遠くて〜ハアハアごめんね〜」と言い訳?みたいな挨拶しちゃいました。
ハアハアでゼイゼイのおばちゃん現れて驚かしちゃったと思います。。。
大展望台から松本平、大町市街、少し雲がかかってましたが北アルプスを眺めて一休み。
というか、クッタクタでしばらく動けませんでした。
そこからヨロヨロしながら駐車場までまた階段と(他にも道があったんですが一刻も早く車に戻りたかったので)
少し遊歩道を使って車に戻って水分補給とおやつ休憩。

おおよそどこにいるかわかったので来た道は戻らず大町方面に下って行ったら
通り沿いに大町山岳博物館があったのでここは迷わず車を停めて入館。
なんと、YAMAPのプレミアム会員は50円引きとのことで!ちょっと得しちゃいました。
大町山岳博物館、前から来たかったのでさらに得した気分で隈なく見学。
時間ギリギリでしたがお隣の付属園にも行ってライチョウやカモシカを観て来ました。

なんだかんだよく歩いて足がジンジンしてたので帰り道の途中でお気に入りの湧水で
足を浸して冷やして来ました。
なんというか、ざっくり書こうと思ったら結構あちこち行ったので長編になってしまいました。。。
すみません_| ̄|○

今年は1月からまん防とか諸事情で致し方なくお店を休むことが多かったんですが、
その頃は第6波の真っ只中ということもあり、とにかく家でじっとしてました。
3月の12周年を控えた前の週、思いもよらぬきっかけから四国へお遍路の旅をすることになり、
慌ただしく準備して5日間、33番霊所まで車で巡ってきました。
ここ近年、旅の思い出帳を作成しているのですが、
旅先で見た景色を軽くスケッチしたり、フォトアルバムにしたり。
思い返してみると今年だけでも案外旅してました。
体調と体力と時間の都合上、高い山に登れなくなって、
昨今の諸事情で遠出したりも早々できなくなりましたが。
どんな状況でもどんな場所でも少し視点を変えたり、
何にだって興味を持って臨めばなんだって楽しめるし、
旅をする理由やワケなんてなんならなくったっていいんですよね。
思い付きでもいい。理由なんてなくても、なんだっていい。
一人でも、家族とでも、大好きな仲間や恋人とでも。
日常から離れて、いつもと違う景色を見て、その時、その場を楽しむ。
それは、日常から遠くでも近くでもいいんです。
晩夏から初秋に向かう空の色や雲の形を車の中から、行く先々のその場その場から眺めたり。
当たり前じゃない空間に身を置くことや、
自分のことを誰も知らない世界に行くことで、新しい自分を創っていく作業。
そうやって元の生活に戻った時に意識や心の持ち方が変化しているのがわかります。
旅をする前の自分の考えや価値観のなんと小さかったことか!
あの時の私古い!
そうか、あの時の私に足りなかったものは絶対的な経験値だったんだ!なんてね・・・
旅をするということ2022`
私にとっての旅をするということ。
その答えは死ぬまで出ないだろうし、きっとこれからも、
次の行先に思いを巡らせたり、旅をしながらも考え続けることでしょう。
次はどこへ行こうか。
そこで何をしているんだろうか。
私の1%の思い付きに付き合わされた誰かの手を引っ張っているかもしれないし、
一人で黙々と、空を見上げては歩いているかもしれない。
大好きなOn the Roadのカウンターに立っていても、
どこか見知らぬ土地にいても。もちろん、いつもいつの時でも、
私の心は旅の途上です。
2022年も残り4ヶ月。
私の旅のお話のつづきはまたいつか。。。
・退屈に追い付かれない速さで人生を走ろう
・Never Stop Exploring.
(探検をやめるな)
THE NORTH FACE創業者 ダグラス・トンプキンズ
・旅をしなさい。
どこへむかってもいいから旅に出なさい。
世界は君や、
あなたが思っているほど退屈な所ではない。
・愉しみなさい。
人生は、
アッという間に過ぎてしまうから。
でもあせっちゃダメだ。
ゆっくりと急げばいい。
【伊集院静 続・大人の流儀より】
携帯電話のカメラロールをチラ見していたら今年も案外お出かけしてたな、ということで。
今日の午後サクッとお出かけした振り返りと、なんとなく上半期の振り返りをしてました。
今日は朝イチで自宅警備員(猫)の健康診断とワクチン接種、
それから細々とした雑務や方々への連絡などをこなして気づいたら昼過ぎ。。。
特売日だったのでガソリンスタンドでガソリンを満タンにして、
特に何も考えずにフラッと走り出して。
途中でハッ!となってあれ?こんなところまで来ちゃったよ。
どうしよう、こっち方面で行きたかったところあったっけ・・・
なんて考えながら途中で行き先決定。
いつもの私の旅のルール。
1つだけ行き先と目的を決めて、その次の行き先は後から考える。
ということで。
まずは、大町市にある仁科神明宮へ。
一の鳥居を過ぎた先にある駐車場に車を停めて参道に入ると、
真っ先に視界に入りきれないほどの大きな三本杉があります。
1979年、突風により三本杉の中央の杉の木が根元の癒着の為に倒伏しましたが、
その根元の部分をもとの位置に復元保存してあります。
周囲5m余、高さ50m余、樹齢推定800年余らしいんですが、
なんかもう初っ端からご利益ありそうだったんで1本1本指先を伸ばして触れておきました。
ちなみに、どうして仁科神明宮に行こうと思いついたのかというと、
日本で一番古い神明宮を見たかったことと、
もうそろそろこの混沌としたご時世を八百万(やおろず)の神々になんとかしてもらえませんか?と
お参りしたかったんですよね。
仁科神明宮ってなんぞや?とちゃんと知りたい方は各々グーグル先生やヤホーさんで検索するか、
仁科神明宮の公式HPをご覧になるか、お近くの方はサクッとお出かけされてその目で確かめて来てクダサイ。
あーちょっとそういうのダルいしメンドクサイという方は、
例によって例の如く。
ワタクシの超ざっくりした行きたかった動機でもサラッと読んでおいてクダサイ。
仁科神明宮の国宝になっている社殿は伊勢神宮と同じ神明造りで
ヒノキの素木の美しさを活かした簡素で直線的な建築様式になっています。
本殿・中門・釣屋は寛永13(1636)年に造営されたもので、
紀元前後?には創建されたと見られていて、
伊勢神宮の庄園である仁科御厨を支配していた御厨の司「仁科氏」が伊勢神宮を勧請して
仁科神明宮には天照皇大神が祀られています。
伊勢神宮といえば、20年に一度の式年遷宮が有名ですが、仁科神明宮も伊勢神宮にならって
創祀以来20年ごとに本殿などの建て替え(式年造替)をしてきたらしいんですが、
1376年(永和2年)から20年ごとに行われた造替の際の棟札が保存されているので
600年以上の長きにわたる式年造替は全国的に見ても珍しいんだそうです。
その昔、というか、大昔の諸々の諸事情で仁科氏が滅亡した後、
寛永13年(1636年)を最後に部分的な修復/修理などを20年に一度行うようになったんだそうです。
と、いうことで。
とてもとてもざっくりで本当に申し訳ないのですが、
国宝に指定されている本殿はかれこれ386年前に造られた非常に貴重な、
日本に現存する最古の神明造りの建築物なんですよ。
今年4月に鈴鹿サーキットに行ったので帰りに伊勢神宮内宮にお参りして、
その時に御朱印を頂戴してきたのですがその隣をわざと開けておいたので、
今日お参りした際に伊勢神宮の御朱印の隣に仁科神明宮の御朱印を頂戴して参りました。


仁科神明宮をお参りして駐車場に戻ったら塩の道街道沿いの神社仏閣の地図があったのでチラ見して。
その後車で移動しながら、盛蓮寺で観音堂を見学し、佐々屋幾神社をお参りしました。

で、この後どうしようかなと思って街道沿いを走っていたらT字路に突き当たって、
二車線の大きな道に出たので迷わず登り側に右折。
ぐいぐい登って行ったらトンネルがあって、
出てすぐのところで左に展望台という標識が見えたのでグイッと左折。
そこから車一台分くらいの幅の林道かっ!?という道をぐるぐるぐるぐる登って行ったら
突然少し開けて右側に「唐花見湿原」駐車場と書かれた看板が・・・
駐車場と言っても車5〜6台停められるかどうかの未舗装のスペースに車を停めて、しばし看板を一読。
なんかまあ、
「この先に湿原があっていろんな花々や虫がいてぐるっと周回できるけど熊に注意してね!」
ということだったので、車に積んであったタオルを首に巻いて、
登山の時に使っている鈴付きのウエストポーチを装着して出発。
ひと気もなくて聴こえるのは鳥と虫の鳴き声と風の音だけ。
ちょっと怖くなって鈴をわざと手で鳴らしながら木道を小走りで駆け抜けました(笑
ちょうど日差しが出てきて蒸し暑かったので滝汗かいて車に戻って水分補給。

この時点で結構疲れが出始めていたんですが、ここは乗り掛かった船!(なんで?)
さっき見かけた展望台目指してさらにグネグネ山道を進むとまた看板が出てきたので、
看板の通りにさらにグネグネ山道を進んでいたらやっと到着。
たどり着いてしっかり読んだら「鷹狩山大展望台」という鷹狩山の山頂にある展望台でした。
第一駐車場に停めてお約束で観光案内図を一読。
金毘羅神社という神社が山頂にあるらしく、遊歩道を歩くより直登で行ける!
という山登り経験者の「早く着く安易な直登」好き心をくすぐられて金刀比羅神社石段を選択。
まあ、登り始めて3分でさっきの唐花見湿原から首に巻いていたタオルの湿り気が倍増して早速後悔。。。
登り切ったぞ!と思ったらまた次の階段という階段マジックに3回引っかかってゼエゼエで登頂!?
金比羅神社をお参りして展望台に向かうとすぐに眼前に北アルプスと大町市街がドーンと見えて
(疲れはぶっ飛ばなかったけど)軽く歓喜しちゃいました。
となれば、ここはやっぱり登っとかないとね!
最後の脚力を振り絞っていざ鷹狩山大展望台へ!
上の方から犬の鳴き声がして案外近く感じたのですぐ着くかな?
なんて思いながら階段を登り始めたら登れど登れどぜんっぜん着かない・・・
なんと、数えたら踊り場を9回折り返してやっと、ホントにやっと最上階に到着。
大型犬を連れた若いカップルがいたんですが、ワンちゃんが人が来てびっくりしたのかワンワン鳴いてて。
思わず「ハアハア〜ワンちゃんのゼイゼイ〜鳴き声が〜ハアハア〜すぐそこで聞こえて、
思いのほか遠くて〜ハアハアごめんね〜」と言い訳?みたいな挨拶しちゃいました。
ハアハアでゼイゼイのおばちゃん現れて驚かしちゃったと思います。。。
大展望台から松本平、大町市街、少し雲がかかってましたが北アルプスを眺めて一休み。
というか、クッタクタでしばらく動けませんでした。
そこからヨロヨロしながら駐車場までまた階段と(他にも道があったんですが一刻も早く車に戻りたかったので)
少し遊歩道を使って車に戻って水分補給とおやつ休憩。

おおよそどこにいるかわかったので来た道は戻らず大町方面に下って行ったら
通り沿いに大町山岳博物館があったのでここは迷わず車を停めて入館。
なんと、YAMAPのプレミアム会員は50円引きとのことで!ちょっと得しちゃいました。
大町山岳博物館、前から来たかったのでさらに得した気分で隈なく見学。
時間ギリギリでしたがお隣の付属園にも行ってライチョウやカモシカを観て来ました。

なんだかんだよく歩いて足がジンジンしてたので帰り道の途中でお気に入りの湧水で
足を浸して冷やして来ました。
なんというか、ざっくり書こうと思ったら結構あちこち行ったので長編になってしまいました。。。
すみません_| ̄|○

今年は1月からまん防とか諸事情で致し方なくお店を休むことが多かったんですが、
その頃は第6波の真っ只中ということもあり、とにかく家でじっとしてました。
3月の12周年を控えた前の週、思いもよらぬきっかけから四国へお遍路の旅をすることになり、
慌ただしく準備して5日間、33番霊所まで車で巡ってきました。
ここ近年、旅の思い出帳を作成しているのですが、
旅先で見た景色を軽くスケッチしたり、フォトアルバムにしたり。
思い返してみると今年だけでも案外旅してました。
体調と体力と時間の都合上、高い山に登れなくなって、
昨今の諸事情で遠出したりも早々できなくなりましたが。
どんな状況でもどんな場所でも少し視点を変えたり、
何にだって興味を持って臨めばなんだって楽しめるし、
旅をする理由やワケなんてなんならなくったっていいんですよね。
思い付きでもいい。理由なんてなくても、なんだっていい。
一人でも、家族とでも、大好きな仲間や恋人とでも。
日常から離れて、いつもと違う景色を見て、その時、その場を楽しむ。
それは、日常から遠くでも近くでもいいんです。
晩夏から初秋に向かう空の色や雲の形を車の中から、行く先々のその場その場から眺めたり。
当たり前じゃない空間に身を置くことや、
自分のことを誰も知らない世界に行くことで、新しい自分を創っていく作業。
そうやって元の生活に戻った時に意識や心の持ち方が変化しているのがわかります。
旅をする前の自分の考えや価値観のなんと小さかったことか!
あの時の私古い!
そうか、あの時の私に足りなかったものは絶対的な経験値だったんだ!なんてね・・・
旅をするということ2022`
私にとっての旅をするということ。
その答えは死ぬまで出ないだろうし、きっとこれからも、
次の行先に思いを巡らせたり、旅をしながらも考え続けることでしょう。
次はどこへ行こうか。
そこで何をしているんだろうか。
私の1%の思い付きに付き合わされた誰かの手を引っ張っているかもしれないし、
一人で黙々と、空を見上げては歩いているかもしれない。
大好きなOn the Roadのカウンターに立っていても、
どこか見知らぬ土地にいても。もちろん、いつもいつの時でも、
私の心は旅の途上です。
2022年も残り4ヶ月。
私の旅のお話のつづきはまたいつか。。。
・退屈に追い付かれない速さで人生を走ろう
・Never Stop Exploring.
(探検をやめるな)
THE NORTH FACE創業者 ダグラス・トンプキンズ
・旅をしなさい。
どこへむかってもいいから旅に出なさい。
世界は君や、
あなたが思っているほど退屈な所ではない。
・愉しみなさい。
人生は、
アッという間に過ぎてしまうから。
でもあせっちゃダメだ。
ゆっくりと急げばいい。
【伊集院静 続・大人の流儀より】
2022年08月23日 Posted byおんざろーど at 22:08 │Comments(0) │Journey│つぶやき│オンザロードアグレッシ部│Barと喫茶店で私が考えたこと
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