Brandyのつづき

とある夜のBar On the Road...

当店初来店のお若い女子が2名ご来店。
二人ともBarは初めてだとか。
好みを聞いて軽いカクテルを別々にお出ししてそれから
リキュールをあれこれひとしきり飲み比べ。

終盤、ほろ酔いになった二人。
「どんなのが飲みたい?」
と聞いたら、
「私さくらんぼが好きです!」
「私ブランデーって飲んだことないんです~」
とのこと。
「じゃあ、シメはブランデーにしよっか」

で、まずはブランデーグラス(スニフター)に別々に
チェリーブランデーとカルバドスを。
チェイサーと一緒にお出ししました。

二人の反応は・・・
「いい匂い。。。キャー!強い!」
「ヒャーっ!無理っ!ゴホッ!」

そりゃそうだ(>_<)

「なんとなく、ブランデーって感じわかった?
 はい、じゃあちょっと失礼・・・」

で、それぞれのブランデーをカクテルに変えて。。。
二人の好みに近づけて飲みやすくしてあげました。

いつかどこかのBarに行ったらこんなオーダーの仕方してごらん。
「私、ブランデーって飲んだことないんです。
 さくらんぼが好きなんですがさくらんぼのブランデーってありますか?」

で、出されたブランデーを一口。
「私みたいな子供にはまだ早いかも・・・。このブランデーでなにか
 カクテルを作っていただけますか?」

ってね。
まぁ、その前に彼女の飲み方を見ていれば
そのままは勧めないでしょうが。。。


さてさて、そんな夜。
別のお席で同じくブランデーをご注文いただきました。

銘柄などの指定がなかったのでとりあえず
お馴染み五一ワインさんのV.S.O.Pと
フランス産・クルボアジュV.S.O.P
(19世紀初め、創業者エマニュエルクルボアジェさんが
時の皇帝ナポレオン1世に自社コニャックを献上しました。
ナポレオン3世の時代にはクルボアジェ社は皇室御用達の
コニャックメーカーでした。
高品質の原料葡萄を安定して確保するために、
専属栽培契約を結んだ農家から葡萄を買い付け。
厳選されたリムーザン・トロンセのオーク樽により熟成。
熟成度は「ナポレオン」「XO」と同等の最高レベル。
フルーティーさに富んだ熟成感にすぐれたまろやかな香味が特徴の
ブランデーです)

を持って行って、
それからブランデーグラスとチェイサーを取りに戻ったとき・・・
ふと、いつもは思わないのですが、あれ?って思って、
三歩戻って
「ところで、ブランデーどうやって飲みますか?」

と聞いたら
「あ、フツーに水割りで」
「・・・・・」

やっぱり。。。
なんとなく。勘が当たった瞬間。

せめて常温水でトワイスアップにとも思いましたが。
とりあえず、まずはブランデーグラスに入れてお出しして。
「クルボアジュは香りがいいので
 まずはストレートで香りを楽しんでください」
といったら、
「いえ、水で割ってください」
とのこと。

グラスを用意して戻ったらチェイサーの中にドボドボっと
落としてすでに飲まれていらっしゃいました。

ブランデーの飲み方は確かに様々あります。
ソーダやトニックウォーター割りも合いますし。
お好みの飲み方で。

以下Wikipediaより抜粋
冷やして飲むのは香りを立たなくしてしまうため推奨されない。
特に、上質のブランデーに氷を入れる行為は、
味の分からない人と取られる可能性が高い。
フランスを始めとするヨーロッパやロシアなどでは
基本的に水で薄めて飲むと言う事が無いため、
奇異に映るので注意が必要である。
また、ソーダ割りで飲まれることもあるが、
これはあくまで安物に限っての行為であり、
これも注意が必要である
(欧米、特にヨーロッパでは、ブランデーに限らず、
上質の蒸留酒はストレートで、安物の蒸留酒はソーダ割り、
もしくはカクテルに使うのが一般的である)。
英国ではソーダ割りでブランデーを楽しむことも、
王侯貴族の、後には知識人のステイタスだった。


とのこと。。。
あくまで一般的に、です。
ハウスボトルを置いていらっしゃるお店には大抵、
焼酎・ウィスキー・ブランデーがテーブルに置かれていて、
セット料金に含まれていて飲み放題になっています。

飲み方は、水割りがほとんど。
慣れた飲み方になるのはいたしかたありません。

せっかくのブランデー。
たまには香りや味わいを楽しんでくれたらなんか嬉しいなって
ちょっと思いました。。。

コチラ↓のブランデー。
デュカスタン ファザーズ・ボトル
グラン・アルマニャック
Grand Armagnac Ducastaing


1954年に発売された哺乳瓶スタイルのVSOP
「ファーザーズ・ボトル」。
フランスでは「ベ・ベ・マルティーヌ」と呼ばれています。
これは、その当時の首相マンデス・フランスが
「国民は、アルコールを飲まず、ミルクを飲むように」
と奨励したのを皮肉って、
「アルマニャックは大人の飲むミルク」
とシャレたものだそう。。。

大人の飲むミルクね~。
命の水だったりミルクだったり。

ブランデーも奥が深い!
私のブランデーのイメージは・・・
母親が大好きで子供の頃からよく聞かされた、
石原裕次郎さんの「ブランデーグラス」って歌かな(笑)


  
タグ :お酒Cocktail


2011年07月23日 Posted by おんざろーど at 04:20Comments(0)Bar On the road